おしゃれに見える照明器具7選の紹介

2025年3月22日2025年3月26日

照明計画は、部屋をおしゃれに見せるために非常に重要なことです。どんな照明を選べばおしゃれに見せるのでしょうか。

ここでは、おしゃれに見える照明器具を7つご紹介します。

おしゃれに見える照明器具7選

照明器具にはたくさんの種類があります。ここでは、お部屋をおしゃれに見せる照明器具を7つご紹介します。

シーリングライト

天井に直接取り付けるタイプの照明器具であるシーリングライトは、一般家庭で最も普及している照明器具の1つです。円盤状のシンプルな形をイメージする方も多いかもしれません。

しかし、シーリングライトは非常に種類が豊富です。和室にぴったりの木枠と障子でデザインされたものや、子供部屋にぴったりのポップな装飾が施されたものなど、たくさんの種類があります。部屋のインテリアにぴったりのデザインを選択できます。

調光・調色機能付きなら、シーンに合わせて光・色を変えられるのでとても便利です。

ペンダントライト

ペンダントライトとは、天井からコードやチェーンで吊るされ、低い位置に光源があるタイプの照明器具です。天井から低い位置に設置されることが多いため、シーリングライトほどの明るさはありません。ただし、デザインや大きさには様々なバリエーションがあります。

LDKや寝室、吹き抜けなど空間のアクセントとしてペンダントライトを取り入れる方も多いです。ナチュラルテイストやモダンテイストなど、種類が非常に幅広いので様々なインテリアテイストにぴったりのペンダントライトが選べます。

ダウンライト

ダウンライトは天井の穴に埋め込むタイプの照明です。天井に複数箇所取り付けて明るさを確保しますが、天井面がフラットになるため洗練された雰囲気を演出できます。

ダウンライトは様々な場所で使用できます。洋風の部屋にぴったりのシンプルなものから、和室にもよく合う木枠でできたデザインのもの、傾斜のある勾配天井にも取り付けられるものなど種類も豊富です。

シーリングライト同様、調光・調色機能付きの照明を選ぶと、シーンに合わせて部屋の雰囲気を変えられます。

シャンデリア

シャンデリアは、ガラスや金属で華やかに装飾された天井照明器具です。天井から吊り下げて設置するタイプと、天井に直接取り付けるタイプがあります。非常に華やかで存在感があるだけでなく、重厚感・高級感のあるデザインやアンティークでクラシカルな雰囲気のあるデザインなど、豊富な種類から選ぶことが可能です。

スポットライト

スポットライトは、照らしたい場所をピンポイントで照らす照明です。壁や天井に取り付けたり、ダクトレールに取り付けたりすることができます。ダクトレールに取り付けるタイプなら、レール上であれば自分で自由に位置を変えられます。壁に設置したアートやオブジェに光を当てたい場合などに使うと良いでしょう。

ブラケットライト

壁に取り付けるタイプの照明をブラケットライトといいます。リビングや寝室、階段や玄関などで使われることが多いです。ブラケットライト単体では明るさがたりないため、シーリングライトやダウンライトと組み合わせて使われます。

ペンダントライトやシーリングライトと同様に、デザインの種類が非常に豊富です。お部屋のインテリアにぴったりのものを選べます。

間接照明

間接照明は、光源を壁や天井・床などに反射させて照らす照明方法のことです。壁や天井に反射させることで光が柔らかくなり、空間を落ち着いた雰囲気にすることができます。奥行きも感じられるだけでなく、照らされた壁や天井のテクスチャーや素材感を際立たせることも可能です。

部屋をおしゃれに見せる照明リフォームのポイント・注意点

今の照明器具から別の照明に変えて、部屋をおしゃれに見せたい方へ。部屋をおしゃれに見せるためのポイントをご紹介します。

部屋の雰囲気に合わせる

照明デザインを決める際は、部屋の雰囲気に合わせましょう。例えば、部屋がモダンテイストなら、ガラスや金属などの無機質なものが似合います。一方で、ナチュラル系の部屋ならファブリックでできた照明器具や木などの自然素材を使ったものが良いでしょう。部屋の雰囲気と合わせることで、統一感のある空間作りができます。

一室多灯の照明計画を立てる

一室多灯とは、1つの部屋に複数の照明器具が使われている照明計画のことです。1つの部屋に照明器具が1つだけだと、単調な雰囲気になります。一方で複数の照明が使われるとよりおしゃれな空間作りが可能です。

例えば、部屋を明るくするメインの照明にはダウンライトを採用し、対面キッチンの前に可愛らしい小ぶりのペンダントライトを2〜3灯付けたり、アートやオブジェクトを飾る場所にブラケットライトやスポットライトを設置したりする方法があります。

ペンダントライトやブラケットライトが部屋のアクセントになるだけでなく、シーンに応じて照明を使い分けることができるので省エネ効果も期待できるでしょう。

電気工事が必要場合もある

照明リフォームでは、電気工事を伴う場合があります。例えば、ダウンライトの設置や照明器具の新設の場合、電気配線工事が必要です。この場合、電気工事士の資格を持った業者に依頼して工事をしてもらわなければなりません。資格を持っていない方が工事をすると、感電や火災の危険性があります。絶対にDIYはやめましょう。

ただし、シーリングライトやペンダントライトが引掛シーリングと呼ばれる天井に取り付けられた金物で設置されている場合であれば、無資格でも照明の交換が可能です。

設置する照明によっては天井補強工事も必要

シャンデリアやファン付きのシーリングライトは重量があります。そのため、設置する天井によっては補強工事をしなければなりません。基本的に天井は通常の照明に耐えられる程度の強度になっています。しかし、重量が10kgを超えるような重たい照明を設置した場合、重さに耐えられずに天井が剥がれたり、照明が落下したりする危険性があります。

重量のある照明をつける場合は、天井補強工事が必要になることは覚えておきましょう。