リビングの壁紙選びで失敗しないためのポイント5つ
リビングは家族が長く過ごす空間であり、時には来客を応接する場所でもあります。様々な人にくつろいでもらえる空間にするためにも、壁紙選びはとても重要です。
この記事では、リビングの壁紙選びで失敗しないためのポイント5つをご紹介します。また、リビングにアクセントクロスを選ぶ際の注意点も見ていきましょう。
リビングの壁紙選びの5つのポイント
まずは、リビングの壁紙選びの5つのポイントです。
- 目指したいリビングのイメージを考える
- リビング全体のバランスを考慮して選ぶ
- 汚れ・臭いがつきにくいものを選ぶ
- 居心地の良いデザイン・カラーを選ぶ
- 日当たりを考慮して選ぶ
それぞれのポイントについて見ていきましょう。
目指したいリビングのイメージを考える
リビングをどのような雰囲気にしたいのかを考えましょう。
モダンな空間にしたいのか、アンティークな空間にしたいのかによって、選ぶ壁紙の色もことなってきます。イメージがわかないという方は、SNSや住宅会社の施工事例を参考にしてみましょう。
リビング全体のバランスを考慮して選ぶ
壁紙単体で選ぶのではなく、リビング全体のバランスを考慮して選びましょう。好みの壁紙を選んだとしても、リビング全体の雰囲気と合っていないと一体感のない空間になります。
また、手持ちの家電や家具との相性も考えましょう。リビングにはテーブルやソファ、オーディオなどたくさんの家具・家電を配置します。柄の印象が強い壁紙だと、全体で見た時にごちゃごちゃした印象になる可能性があるので、シンプルな色で合わせるのがおすすめです。
汚れ・臭いがつきにくいものを選ぶ
リビングは頻繁に人が出入りする空間です。汚れや臭いが壁につきにくいものにすれば、清潔な空間を保てます。特に小さいお子様やペットがいるご家庭なら、防汚機能・消臭機能のある壁紙がおすすめです。
他にも、湿度調整をする吸放湿機能や、抗菌機能、防音機能、壁紙表面が強くて傷つきにくい機能など、様々な機能を持った壁紙があります。ライフスタイルに合わせて最適な機能を選びましょう。
居心地の良いデザイン・カラーを選ぶ
家族にとって居心地の良いデザイン・カラーを選ぶのも大切です。
一般的に、ホワイト系の明るくシンプルな壁紙なら空間が広く感じられ、開放感も高まります。濃い色の家具・家電があるなら、ベージュ系の色と合わせると落ち着いた空間を作れます。
一面にアクセントカラーを加えることでメリハリのある空間を作れますが、デザインによっては落ち着かない空間になる可能性があるので注意が必要です。
日当たりを考慮して選ぶ
日があまり当たらない場所の壁紙に濃い色を選ぶとさらに暗い印象になってしまいます。日が当たりにくい場所には、ホワイト系の明るい色を採用しましょう。青みのあるホワイトカラーであれば反射率が高いのでリビングを明るく見せてくれます。
反対に、日当たりの良い場所に真っ白な壁紙を使うと、眩しく感じてしまう可能性があります。その場合は、ベージュやクリーム色などを採用すると眩しく感じにくくなるのでおすすめです。
リビングの壁紙選びでアクセントクロスを選ぶ際の注意点
リビングにアクセントクロスを使いたい場合の注意点を3つご紹介します。
- アクセントクロスは空間全体の2〜3割程度にする
- 空間全体の色と系統が異なる色を選ぶ
- 天井よりワントーン暗い色で奥行きを出すのがおすすめ
それぞれの注意点について見ていきましょう。
アクセントクロスは空間全体の2〜3割程度にする
アクセントクロスを使うなら、リビング全体の壁面の2〜3割程度に止めるようにしましょう。この割合以上にアクセントクロスを使うと重たい空間になったり、空間全体のバランスが崩れてしまう可能性があります。
四面ある壁のうち一面のみをアクセントクロスにするイメージでアクセントクロスを選びましょう。
他にも、天井や棚、ニッチなどにアクセントクロスを取り入れると空間に奥行きを感じさせることも可能です。
空間全体の色と系統が異なる色を選ぶ
「こんなリビングにしたい」というイメージにしたがってアクセントクロスを取り入れるようにしましょう。例えば、「落ち着いた空間にしたい」なら、どの家具や小物にも合わせやすいブルー・グレー系統が良いでしょう。また、テレビの背面に濃いめの色や、レンガ・タイル調のアクセントクロスを採用するのもおすすめです。
アクセントクロスを選ぶ際には全体の色と系統が異なるものを選びましょう。同じ系統のものを選ぶと大きな変化が感じられず、メリハリのないぼんやりとした印象になってしまいます。
アクセントクロスは、空間のアクセントになるのではっきりと他の壁紙との色の違いがわかるものを選ぶことで、奥行きが感じられるメリハリのある空間にできます。
天井よりワントーン暗い色で奥行きを出すのがおすすめ
リビングを広々とした空間に見せるなら、天井よりもワントーンくらい色の壁紙がおすすめです。天井の壁紙の方が明るいと、天井が高く見えて広がりのある空間に見せられます。
リビングや狭い場合や天井が低くて圧迫感のある場合に取り入れたい方法です。
まとめ
リビングは、家族が集まる場所であり、時にはお客様を招き入れる場所です。誰もが落ち着いて過ごせる空間にするためにも、壁紙選びが重要になってきます。
まずは目指したいリビングのイメージを考え、そのイメージに合う壁紙を選んでいきましょう。他にも日当たりや欲しい機能も考慮することで、より快適なリビング空間が作れます。これまで解説したことも参考に、リビングの壁紙選びをしてみましょう。