リフォームの現地調査とは？チェックポイントを紹介

業者にリフォームを依頼すると、見積もり作成前に現地調査が行われます。

リフォームではこの現地調査はとても重要なものです。

そこで、今回はリフォームの現地調査とはどのようなものなのか、事前準備や現地調査でのチェックポイントをご紹介します。

リフォームの現地調査とは？

リフォームの現地調査とは、リフォーム業者が実際の現場を見て、お客様の希望の工事ができるのかを確かめるために行われる調査です。リフォーム箇所の劣化状況を確認し、施工面積を測ることで正確な見積もりを出せます。

また、お客様にとってはリフォーム業者の対応やスタッフの人柄を知るための場でもあります。現地調査の様子を確認し、丁寧に仕事をしてもらえるのか、職人の教育が行き届いているのかを確認することが可能です。

「現地調査をしたら契約しないといけないの？」と心配になる方もいるでしょう。しかし、その必要はありません。現地調査によって提示された見積もり金額が高かったり、リフォーム業者の対応が悪いと感じたりしたら断っていただいても全く問題ありません。信頼できるリフォーム業者を見つけるために、複数の業者に現地調査をしてもらって相見積もりを取る方もいます。安心して現地調査をしてもらいましょう。

リフォームの現地調査の流れと事前準備

リフォームの現地調査は、以下の流れで行われます。

基本的には上記の流れでリフォーム業者は現地調査を行います。そのため、リフォームを依頼したい場合は、いくつか事前準備をしておくことが重要です。

ここでは、リフォームの現地調査を依頼する前にすべき準備をご紹介します。

図面を準備する

まずは新築の際に作成してもらった図面を準備しましょう。

部屋の採寸などがわかる図面があれば、採寸時間を短縮できます。図面がないと契約後に図面作成費用がかかる場合もあるため家の図面を探しておきましょう。

マンションなら管理組合にリフォームが可能か確認する

マンションでは、リフォームできる箇所について詳細に決められている場合が多いです。必ず管理組合にリフォームが可能かどうかを確認しましょう。

勝手にリフォームすると規約違反になるため、必ず確認をしておくことが大切です。この際、工事中に駐車場やエレベーターなどを使用して良いかどうかも確認しましょう。

リフォームしたい箇所を片付けておく

リフォームしたい場所を片付けておかないと、現地調査の際の採寸に時間がかかります。現地調査の時間を短縮するためにも、ある程度片付けておくことをおすすめします。

リフォームの現地調査でのチェックポイント

リフォームでの現地調査は、リフォーム業者を見定める絶好の機会です。自分たちの家のリフォームを本当に任せて良いのかを判断するためにも、現地調査を通じてリフォーム業者の対応や立ち振る舞いをチェックしましょう。

ここでは、リフォームの現地調査でのチェックポイントを紹介します。

正確に採寸されているか

正確な採寸を行なっているかどうかは重要なポイントです。メジャーやレーザーを使って正確な寸法を出しているか、算出した寸法を記録しているかどうかをチェックしましょう。

また、寸法のチェックとともに、現場がどのような状況であるかも確認し、写真などの記録に残しているのかどうかの確認も重要です。

礼儀正しいか

現地調査に来たリフォーム業者が礼儀正しいかもチェックしましょう。きちんとしたリフォーム会社なら社員教育も行き届いています。時間にルーズだったり、横柄な態度を取ったりする社員だと、丁寧なリフォームは期待できないでしょう。

規模が小さいリフォームでも、礼儀正しく誠実に接してくれる業者であれば、質の高いリフォームをしてもらえる可能性が高いです。

要望をしっかり聞いてくれているか

お客様の提示する要望をしっかりと聞いてくれて、より良い提案をしてくれるようなリフォーム業者は良い業者です。物理的に難しいリフォームでも、代替案を提案してくれたり、予算を最大限活かすためにどうしたら良いのかを考えてくれたりするような誠実なリフォーム業者を選びましょう。

満足度の高いリフォームをしてもらえるはずです。

リフォームの現地調査で業者に確認すべきポイント

リフォームの現地調査では、リフォーム業者を見極める場でもありますが、他にも確認すべきポイントがあります。

最後に、リフォームの現地調査で業者に確認すべきポイントもご紹介します。

見積もりはいつ出してもらえるか

見積もりの金額を把握できなければ、業者を選ぶことはできません。いつ頃見積もりを出してもらえるのかを確認しましょう。

また、他の業者と比較検討しているならそのことも伝えておきましょう。競合がいることを知ればリフォーム業者もより熱意を持って提案してくれます。

詳細な見積もりは出してもらえるか

見積もりは内訳も詳しくわかる詳細なものを出してもらいましょう。トータルの金額しかわからない見積もりでは、どんな工事や材料が含まれているのかわかりません。具体的な見積もりであれば、他の業者の見積もりとも比較検討がしやすくなります。

どのような提案をしてもらえるか

提案時に見積もり以外にどんな資料がもらえるのかも確認しましょう。

例えば、リフォーム完成後のパースや、交換希望の住宅設備のプレゼン資料やパンフレットなどがもらえたらより感性のイメージがしやすくなります。

まとめ

リフォームの現地調査は、正確な見積もりを出すために必要なことです。また、お客様にとっては、リフォーム業者を見極めるための絶好の機会であるといえるでしょう。

当社では、丁寧な現地調査をもとに適正価格での見積もりをご提示しております。また、お客様にとって最適なプランもご提案しています。ぜひお気軽にご依頼ください。