キッチン収納を考えてリフォームするなら

2025年2月14日2025年2月15日

調理器具や調味料など、キッチンには収納しなければならないものがたくさんあります。十分に収納をつけたはずなのに、実際に使ってみるとものが溢れかえっている、なんてことはありませんか。キッチンリフォームは、そんな収納問題を解決する絶好の機会です。

ここでは、キッチン収納を考えてキッチンリフォームをする場合の考え方を解説していきます。

キッチン収納を増やすリフォームアイデア

キッチンの収納量が足りないなら、リフォームで収納を増やすことをおすすめします。キッチンの収納を増やすリフォームアイデアをみていきましょう。

背面・壁面収納を設置する

キッチンの背面や壁面に収納棚を取り付けることにより、一気に収納料を増やすことができます。棚や引き出しは自由に組み合わせて作れるので、自分が持っている食器や家電製品の大きさや数に合わせてカスタマイズしましょう。

吊り戸棚をつける

キッチンの上部に吊り戸棚を設置して収納量を確保するのもおすすめです。キッチンスペースを圧迫せずに、天井や壁の空いたスペースの有効活用ができます。吊り戸棚の取り付けは比較的短時間で完了するので、キッチンリフォームの中ではお手軽な方法です。ただし、吊り戸棚を設置したい場所の壁や天井にしっかりと補強をしなければ、吊り戸棚の強度は保てません。また、高い位置に設置すると、収納物の出し入れが大変なので、適度な高さに取り付けるのも大切です。

床下収納を増やす

キッチンの見た目を変えずに収納を増やしたいなら、床下収納を取り付ける方法があります。床下に収納を増やすので、通路や作業スペースが狭くなることはありません。ただし、床下の高さが低かったり、床の下地がコンクリートの場合は施工できません。

また、床下収納は湿気がこもりやすいため、カビやニオイが気になる可能性があります。長期保存用の防災・非常食の収納にはおすすめですが、通常の食品保存にはあまり向いていません。

パントリーを増設する

パントリーがあれば、まとめ買いした食料品や飲み物、食器や調理家電などをまとめて収納できます。キッチンの近くにスペースがあるならパントリーを増設するのもおすすめです。パントリーには自由に棚の高さを変えられる可動棚をつけることで、より収納量をアップさせることができます。

収納量の多いキッチンに交換する

システムキッチンを最新のものに交換することで、収納量を増やすことができます。各メーカーによって様々な種類がありますが、最新のシステムキッチンは収納量にこだわった商品が多いです。今使用しているキッチンと同じサイズでも大幅に収納量をアップできる可能性があります。

キッチンにものが増えすぎないための考え方

キッチンに収納がたりないのは、ものが増えすぎているのも原因の1つです。キッチンにものが増えすぎないようにするためにも、これからご紹介する5つの考え方を実践しましょう。

こまめに断捨離する

リフォームによって収納量が増えたからといって、さらにものを増やしてしまうとまた収納が足りなくなってしまいます。キッチンの収納を効率よく使うためにも、いらないものを選別して、いるものだけを残すなど、こまめに断捨離をしましょう。キッチンを定期的に整理することで、いらないものの整理ができるので、ものの量を適度に保つことができます。

動線や動作を意識して収納する

キッチンには食器棚やキッチンの収納キャビネットなど、様々な種類の収納スペースがあります。シンク周りにはスポンジや洗剤のストック、コンロ周りにはフライパンやおたまなど、キッチンで作業するときに使いやすい動線・動作を意識して収納するようにしましょう。効率よく作業ができ、収納もすっきりとまとめることができます。

使用頻度で収納場所を決める

使用頻度で収納場所を決めるのもおすすめです。よく使うものは手前に収納し、年1回程度しか使わないものは奥にしまうようにするなど、配置を決めておくと作業もしやすくなります。

グルーピングする

目的別にものをグルーピングするとより使い勝手が良くなります。例えば、子供用のお弁当セットや、食器洗いに使う洗剤やスポンジのストック、生ゴミ用と燃えるゴミ用のゴミ袋のストックなど、それぞれまとめておくことで、どこに何があるのか明確になります。使う時にもさっと取り出せて、残りがどのくらいあるのかなどの管理もしやすくなるでしょう。

定位置を決める

ものを使ったらもとの位置に戻すようにしましょう。使ったものを決められた場所に戻すだけでも、キレイにキッチンを使うことができます。定位置に戻すようにすれば、「醤油がないと思ったけど、まだストックがあった」といった無駄な買い物も減らせるはずです。

まとめ

キッチンは、たくさんのものを収納しなければならないため、収納方法に工夫しなければなりません。どうしても収納量がたりない場合は、キッチンリフォームをして収納量を増やすことも検討しましょう。吊り戸棚や床下収納を設置したり、思い切ってパントリー増設やキッチンの交換をしたりと、収納料を増やす方法はたくさんあります。

「キッチンの収納量を増やしたいけど、どうすれば良いかわからない」という方は、ぜひ当社にご相談ください。お客様にとっての最適なご提案をさせていただきます。