システムキッチンの設備紹介と解説

    システムキッチンの設備紹介と解説

    システムキッチンは、現在主流のキッチン設備です。今キッチンのリフォームを検討している方の中にも、システムキッチンへの交換を検討している方が多いのではないでしょうか。

    そこで、ここではシステムキッチンの基本情報と、標準で備わっている基本設備についてご紹介します。

    目次

    システムキッチンとは

    システムキッチンとは、シンク・コンロ・収納・作業台などの設備が一体化したキッチンのことです。奥行60〜65センチ、横幅は180〜300センチが一般的なサイズで、ご自分の希望や設置場所に合わせてキッチンの形状が選べます。

    システムキッチンは、各メーカーでさまざまな商品が登場しており、非常に高いデザイン性と機能性が備わっています。お部屋のテイストやキッチンでの作業スタイルに合わせて色や設備を自由に組み合わせることも可能です。

    システムキッチンに備わっている基本設備

    システムキッチンには、基本設備として以下の6つが備わっています。

    システムキッチンの基本設備
    • シンク
    • 水栓
    • ワークトップ
    • フロアキャビネット
    • コンロ
    • レンジフード

    この6つ以外にも、オプションとして追加できる設備も数多くあります。まずは基本設備について詳しく見ていきましょう。

    シンク

    食材や食器を洗う場所であるシンクには、主に素材の2種類あります。

    素材特徴
    ステンレスシンクの中でも最も一般的な素材。錆びにくくて耐久性が高く、熱にも強い。汚れが落ちやすくてお手入れも簡単。価格が比較的リーズナブル。ただし、水垢・傷が目立ちやすくてデザインも限られている点はデメリット。
    人造大理石樹脂が主成分の人工素材。大理石のようなイメージを再現している。高級感があり、カラーバリエーションが豊富。傷や汚れに強く、お手入れも比較的簡単。ただし、ステンレスより価格が高めで耐熱性に若干不安がある。

    それぞれの特徴から、自分に合ったシンクの素材を選びましょう。

    水栓

    水栓には、ボタンを押すタイプやレバーをひねるタイプなどさまざまな種類があります。また、ホースが引き出すことができるタイプなら、シンク全体を洗い流すのにも便利です。

    これもメーカーによってさまざまな種類の水栓が登場しています。水栓によっては自分のキッチンに取り付けできないタイプもあります。まずは取り付け可能かを確かめて、そのあとは使い勝手を考慮して選びましょう。

    ワークトップ

    ワークトップとは、システムキッチンの作業台にあたる場所のことです。カウンター・天板とも呼ばれます。ワークトップの素材にも以下のような種類が存在します。

    素材特徴
    ステンレス錆びにくくて熱に強い。汚れがつきにくくて耐久性が高い。価格も安くてコストパフォーマンスに優れている。
    人造大理石水垢が目立ちにくく、カラーやデザインが豊富。研磨することで傷の補修が可能。
    ホーロー非常に丈夫でお手入れが簡単。傷もつきにくく、油汚れも水拭きで落とせる。
    セラミック表面に微細な起伏のある質感が特徴の窯業製品。汚れや傷、熱に強く、変色しにくい。非常に高いインテリア性がある。

    それぞれの素材は、さまざまなメーカーで選ぶことができます。しかし、メーカーによって得意な素材が異なります。

    例えば、ステンレスならクリナップ、人造大理石ならトクラス、ホーローならタカラスタンダード、セラミックならLIXILがおすすめです。

    希望の素材があれば、メーカーが得意かどうかを見極めたうえで商品を選ぶことをおすすめします。

    フロアキャビネット

    フロアキャビネットとは、コンロやシンク下に取り付ける収納スペースのことです。扉には開き扉と引き出し式がありますが、最近では引き出し式がよく採用されています。なぜなら、引き出し式なら開けた時に何が入っているのか分かりやすく、取り出しが簡単だからです。また、開き扉だとものを収納した時にデッドスペースができやすいですが、引き出し式なら無駄なく収納スペースを使えます。

    コンロ

    コンロはキッチンに不可欠な設備です。ガスコンロとIHクッキングヒーターから選べます。

    一昔前までは、ガスコンロが一般的でしたが、今ではIHクッキングヒーターも多く普及しています。

    種類メリットデメリット
    ガスコンロ強火で調理が可能。あおり調理もできる。使えない調理器具がない。停電時でも使える。火災が心配。夏場に暑くなりやすい。お手入れがしにくい。
    IHクッキングヒーター安全性が高い。お手入れがしやすい。スイッチを入れるとすぐに熱くなるので使いやすい。複数コンロで同時に強火調理が難しい。鍋ふり料理は向いていない。IH対応調理器具でないと使えない。停電時に使用不可。電気代がかかる。

    上記のように、それぞれにメリット・デメリットがあるため、どちらが自分に向いているのかを考えたうえで選びましょう。

    レンジフード

    レンジフードとは、コンロの上に設置されている箱状の設備で、調理中に発生するニオイや煙を排気するものです。さまざまな形状があり、見た目・掃除の簡単さも変わってきます。

    また、最近では自動洗浄していくれて10年間お掃除不要のレンジフードも登場しています。キッチンリフォームの際は、お手入れのしやすさも考慮して選びましょう。

    まとめ

    システムキッチンの基本情報について解説しました。システムキッチンは、キッチンでの作業に必要な基本設備が備わっています。そこから、食洗機などの必要な設備を導入することでより快適に使えるキッチンが完成します。

    システムキッチンのリフォームを検討している方は、お気軽にご相談ください。

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