アイランドキッチンを選ぶ時のポイント6選

アイランドキッチンは、スタイリッシュな見た目と作業動線の良さから人気の高いキッチンです。多くのメーカーでもアイランドキッチンは登場していますが、アイランドキッチンを選ぶ際にはいくつか注意すべきポイントがあります。

そこで、ここではアイランドキッチンのメリット・デメリットを説明し、アイランドキッチンを選ぶ時のポイントについて解説していきます。

アイランドキッチンとは？

アイランドキッチンとは、調理スペースやシンクなどが島（アイランド）のように独立しているタイプのキッチンのことです。キッチンに立つとリビングやダイニングに向かい合うような間取りが多いです。

壁を設置しなくても取り付けられるキッチンなので、アイランドキッチンならではの開放感のある広々としたキッチンが作れます。

アイランドキッチンのメリット

アイランドキッチンには、以下のようなメリットがあります。

回遊動線になるため、キッチンの作業効率を上げられるだけでなく、子供と一緒に料理ができるなどのメリットがあります。また、見た目もおしゃれでスタイリッシュで、リビング・ダイニングとの一体感のある空間も作れるのがポイントです。

アイランドキッチンのデメリット

メリットの多いアイランドキッチンですが、以下のようなデメリットもあります。

アイランドキッチンは、左右どちらからも出入りするために広いスペースが必要です。他のスペースを圧迫する可能性があります。また、遮る壁がないので、リビング・ダイニングまで油はねや臭いが伝わってしまうケースもあるでしょう。キッチンが丸見えになるため、常に綺麗な状態を保たなければなりません。

アイランドキッチンの選ぶ時のポイント

メリット・デメリットを考慮した上で、アイランドキッチンを選ぶ際に注意すべきポイントをご紹介します。

それぞれのポイントについて解説していきます。

周囲のサイズ・広さを考えて選ぶ

アイランドキッチンの特製から、周囲の通路を確保しなければなりません。広く通路を確保することで開放感のあるキッチンを作れます。しかし、キッチンに使うスペースを広くとるとリビング・ダイニングが圧迫されてバランスが崩れてしまう可能性もあります。周囲とのバランスを考えた上で問題なければアイランドキッチンの採用を決めましょう。

収納スペースを確保する

アイランドキッチンは収納スペースが少ないというデメリットがあります。キッチンの横にパントリーを作ったり、収納量の多いカップボードを選ぶなど、収納スペースを確保しましょう。

臭いや油はね対策をする

アイランドキッチンはコンロから油がはねてダイニングやリビングを汚してしまう可能性もあります。コンロ前だけに油はねガードを設置するなどの対策をしましょう。透明な素材なら、アイランドキッチンの開放感を損ねる心配もありません。

臭いに関しては、パワーの強い換気扇を選ぶなどの対策を取りましょう。音の小さい静音タイプを選ぶことで、換気扇の音を気にせずに料理ができます。

コンセントの位置を考える

アイランドキッチンは後からコンセントの増設ができない場合が多いようです。メーカーによってはコンセントが備え付けされているアイランドキッチンもあります。コンセントがなかったり足りなかったりする場合は、キッチンの床や近くの壁にコンセントを増設するなど検討しましょう。

気に入ったデザインを選ぶ

アイランドキッチンは非常に存在感が強いです。リビングから見ても違和感がなく、自分の気に入ったデザインを選びましょう。リビングやダイニングのデザインとも合わせて選ぶことで統一感のあるおしゃれなLDKを作れます。

掃除のしやすい素材を選ぶ

アイランドキッチンはリビング・ダイニングから丸見えになってしまうため、せっかくのキッチンが汚れていると見た目も台無しになってしまいます。お客様が来た時にも汚れているのが見られてしまうでしょう。

いつでも綺麗な状態を保つためにも、掃除のしやすい素材を選びましょう。例えば、ホーローやステンレスは油汚れもさっと拭き取れる清掃性の高さが特徴です。また、各メーカーでも汚れの溜まりにくいシンクや、ゴミの捨てやすい排水口など、様々な工夫が施されたアイランドキッチンがあります。

せっかくのアイランドキッチンなので、綺麗な状態を保つためにもお手入れのしやすいキッチンを選びましょう。

まとめ

アイランドキッチンは、見た目がスタイリッシュで高級感のある空間演出ができるキッチンです。おしゃれな見た目なので非常に人気が高いですが、お手入れのしやすさや収納スペースの確保などの注意ポイントもあります。

それらの注意すべきポイントを考慮した上で、アイランドキッチンを選ぶことをおすすめします。